大村知事の政経セミナーに出席して参りました。
名古屋で一番大きな宴会場であるウエスティンナゴヤキャッスルの大宴会場が埋め尽くされということは、1500人以上の人が出席されてたのではないでしょうか。
なんと、小沢一郎氏も東京から駆けつけ、応援のスピーチをされました。その他にも何人もの国会議員や経済界のトップレベルの方が出席されていたので、今回の政経セミナーは相当多くの方の関心が集まったものになりました。
日本のど真ん中に位置する、日本一の産業県である愛知が東京、大阪と連携して日本をリードし、世界と戦える日本を構築していく!という大村知事の強い意思を大勢の方々の前で表明できたという点で、この政経セミナーは有意義なものだったのではないかと思います。
以下に大村知事のスピーチの概要をまとめました。
<大村知事スピーチより>
▶震災から1年経った今、改めて感じることは、日本を代表する地域、アイチとナゴヤが元気を出していくことが、非常に大切。
▶去年の夏以降だけでも愛知県で新規の企業立地が30数件も決まった。これは愛知における起業ラッシュといってもいいかも。
それほど今愛知は注目を受けている。これを今後はもっともっと伸ばして行きたい。
▶愛知の工業出荷額は平成22年でダントツ1位で38兆円!
第2位の神奈川が17兆円、
第3位の静岡、大阪が15兆円。
愛知は絶対に抜かれることはない。
それをもっともっと高みに持って行くこと。
▶ライバルは日本国内ではない!ということを忘れてはならない。
世界は立ち止まらない。
世界はどんどん動いていっている。
我々が努力を少しでも怠ったら、置いていかれてしまう。
立ち止まらない世界を我々は常に意識をすることが大切。
▶日本には47都道府県あるが、それぞれの都道府県がそれぞれの得意技を活かして、精一杯努力することこそが、我々が今やるべきこと。
▶産業を興す。
そのためには環境施策において愛知はトップランナーにならなければならない。
愛知の環境施策は、COP10の開催を始め、2014年国連ESD会合にもつながっていく。
▶医療、福祉、教育。
特に医療の面では、どこにも負けない愛知モデルを作っていかなければならない。
これを実現するためには、手足を縛らないで自由にやらせてもらいたい。
▶みんなが国にぶら下がっている時代は終わった。
自分の創意工夫と責任でやっていく。
そして世界と戦って行く。
▶日本は20年間成長していない。
日本は21世紀にも世界で通用する国であるためには、本当の意味での成長戦略を実行して行かなければならない。
成長しなかったら医療・社会福祉もできない。
▶愛知・名古屋がリードして、新たなビジネスモデルを作る!
それこそが日本を成長させる大きなポイント。
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私は医療・福祉・教育はすべて大切だと思いますが、医療と並んで特に『教育』の面で愛知モデルが作れたら!と思ってます。
yk
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