おはようございます。

一般質問の最終日のトップバッターとして壇上に立たせていただき、私は非常に緊張しておりますが、皆様におかれましては、今日も一日長いですので、リラックスして聞いていただければ幸いです。

 

 質問に先立ちまして、私が今回何故フェイスブックの活用についてや、愛知県図書館についてお伺いするのかということをお伝えしておきます。

愛知県の行政サービスは県民にとって非常に敷居が高く、県民の声を吸い上げにくい体制になっている!ということと、せっかっく県がいい取り組みをしていても、それが情報として広く県民に行き渡っていない!という問題が現状としてあります。

 私の今回の質問が、県の職員の方々に、行政サービスのあり方を見直し、ご検討いただくきっかけとなり、県民にとって行政が少しでも身近なものになれば、という思いがあったからです。

 

 それでは通告に従い、順次質問させていただきます。

 


1. 愛知県のフェイスブックの活用について

 

 私は今回『Facebook』という9億人のユーザーを持つ、世界最大のソーシャルネットワーキングサービスを、愛知県の情報発信のツールとして本格的に導入することをご検討いただきたく、

私の1項目の質問にいたしました。

 

 本県でも昨年度策定した『あいちICTアクションプラン2015』でフェイスブックを始めとしたソーシャルメデイアの活用を重点施策に位置づけ、いくつかの部局では試験的に取組んでおられるようですが、そういった個々の取組みではなく、県が総括的にページを管理し、総合窓口として取組むことを柱にして、事例の紹介、提言、質問をさせていただきたいと思っております。

 総合窓口からあらゆる課の情報に県民が簡単にアクセスし、相互にやりとりができるようになれば、敷居が高かった行政の窓口が格段に低くなり、県職員の顔が見える行政、そしてより多様なサービスを提供できるようになることは間違いありません。

 

 それではまず、Facebookが世の中でどのように活用され、影響を及ぼしているのかに触れてみたいと思います。

 

 Facebookは、ビジネスや政治の世界でも幅広く活用され、大きな成果が報告されています。ビジネス界の有名どころでは、ソフトバンクの『孫正義氏』がうまく商品やサービスの宣伝、活動のお知らせなどをタイムリーに、日本国内のみならず、全世界に発信し、6万1千人余りのFacebook上でのファンを持っています。今までは雲の上の存在だった大会社の社長が、消費者ユーザーと同じ目線でモノを見ながらコミュニケーションを取る、といった今までにはない試みをFacebookを通して実現させたのです。

 アメリカのオバマ大統領も、政治資金集めのパーティーを行ったり、政治活動にFacebookを役立てていることはよく知られております。

 

 それではまず、そもそもFacebookとはどういったものなのでしょうか。ご存知の方も多いと思いますが、Facebookの歴史と日本に入ってきた経緯を説明させていただきたいと思います。

 Facebookはアメリカのハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが2004年に、ハーバード大学の学生が、交流を図るためのサービスとして、本人の実名登録制で開始しました。すると瞬く間に全米中の学生に開放され、学生には欠かせないツールとなりました。20069月までには一般開放され、すぐに世界中に広まり、英語版のみですが、有効なメールアドレスさえあれば、世界中の誰もが利用できるようになりました。

 こういった経緯でFacebookは、学生の間から広がり、誰もが使えるオープンで、画期的なシステムに成長したことが、世界の若者に支持された大きな理由だと言えるのではないでしょうか。

 日本語版はその約2年後の20085月に正式に立ち上げられましたが、日本では当時mixiGreeといった既存のソーシャルメディアが圧倒的な支持率を握っていたので、Facebookはいまひとつパッとしませんでした。

 しかし、徐々に日本語版が浸透していくにつれ、日本でも登録者が増え、20102月にはアメリカ以外では初となる、海外法人が設立され、一気に火がつきました。20126月末には日本でも登録者数が1000万人を超えるといった前代未聞の社会現象が起こるまでに至ったのです。

 

 

 では、このフェイスブックは実際どのように活用されているのでしょうか?

 フェイスブックは、実名登録制で誰もが気軽に無料で利用できる点がまず、多くの人に受入れられた理由だと思います。要するに『相互にやり取りができるコミュニケーションツール』として情報のやりとりを公開し、誰もが閲覧できるという点が、Facebookならではの機能だと言えると思います。

 実名登録で個人情報の漏洩(ろうえい)を心配する方は、現在では、個人情報を登録しなくても、閲覧できるようになっているので、ホームページを見るのと同じように閲覧ができるので、問題はないと思います。

 その他、画像や地図、ホームページアドレスなどを簡単に掲載できる便利な機能の他に、様々な機能を取り込んで、カスタマイズすることも可能なので、各個人や団体の用途によって、自由にページを作ることができます。

 例えばFacebookのページにtwitterYoutubeUstreamなどの動画や、独自に開発したアプリを埋め込めるので、より多様なサービスを提供することも可能です。

 このような特徴を活かして今、世界の自治体がFacebookを利用し、興味深い試みを始めています。そして日本でも佐賀県の武雄市という市では、ホームページをすべてFacebookに移行するという、自治体では全国初の取組みを実現させ、注目を浴びているところです。

 私はこの武雄市がFacebookをどんな経緯で、またどのように運営されているのか直接お話を伺うために、武雄市役所に行って参りました。

 福岡空港から田んぼが広がるのどかな景色や、のんびりとした町並みを楽しみながら、1時間半くらい車を走らせると、武雄市内に入っていきます。武雄市は人口5万人余りの小さな市ですが、大きなショッピングセンターや市の図書館、競輪場なども同じエリアにあり、コンパクトなサイズながらも、そういった施設には、平日だというのに、駐車場にはたくさんの車が停まっていて、活気ある街に映りました。

 武雄市役所では市長がとても革新的な方で、Facebookの本格的導入の際、元広報部の秘書・広報企画課のネーミングも工夫をこらし、『つながる部・フェイスブック・シティ課』、と言うように、非常に分かりやすくて楽しいものにしました。さらには、鳥獣被害などの対策を担う(にな)鳥獣課は、いのししの被害が多いということで『いのしし課』、と面白い名前をつけたり、少子化・過疎化対策のための、お見合い支援などを実施する課の名前は『お結び課』、高齢者福祉課は『がばいばあちゃん課』と名付けるなど、非常にインパクトがあって、親しみやすい課をいくつも誕生させたのです。武雄市長いわく、『分かりやすくて親しみの持てるネーミングは非常に大切!』ということでした。

 ちなみに愛知県も武雄市に負けずに面白い名前を付けるることができると思うのですが、こんなのはいかがでしょうか?

 高齢者福祉課を『きんさん、ぎんさん課』。鳥獣被害対策課をちょっとオシャレに『ジビエ課』なんていう感じではいかがでしょうか?

ぜひご一考いただければと思います。

 さて、武雄市のソーシャルメディアの取組みは20109月にブログとツイッターを開設した際に、全職員にアカウントを取得させて、職務中のつぶやきを奨励する、というところから始まりました。職務中のネット利用を禁止する企業も多い中、しかも内容に制限もつけずにツイッターの利用を認めるということは、かなり大胆な試みだったと言えると思います。しかしその狙いは『何気ない情報も公開することで、行政を身近に感じてもらうこと』だったそうです。

 武雄市の職員さんから少しお話を伺いましたが、市民からの投稿は、迅速な対応をするのにとても便利だということです。例えば、イベント時にバスが1時間以上も遅れたとき、市民からの書き込みがあり、それを読んだ職員が、すぐに臨時バスを手配したということや、市民が法面(のりめん)の崩れを発見し、写真とともにFacebookに投稿した時には、すぐに市が対応し、事なきを得たということなど、日常の行政の市民サービスはもちろん、防災面でもたいへん役立っているということでした。

 市民が市役所に問い合わせをするにしても、今までは誰と話をしているのかよく分からなかったが、Facebookだと実名でのやり取りができるので、担当者の名前が分かり、親近感がわいた、という市民の声をいただいているようです。

 Facebook課の職員さん自身の声は?というと、Facebookを導入したことにより、リアルタイムで情報を配信しているので、すぐに反応しないと批判を受ける、それによって公務員が鍛えられる現象が起きているので、職員全体の士気が高まった。仕事が楽しくなった。などとポジティブな感想を持つ人が殆どだということです。

 これはまさしく、Facebookは情報発信の方法を変えるツール!いうことだけに収まらず、

行政サービスのあり方を根本的に改革する(いしずえ)となるもの、と言っても過言ではないかもしれません。

 

 このようにして武雄市はFacebookの本格的導入を果たしたわけですが、驚いたことに従来のホームページの月間アクセス数は、5万件から一気に60倍の300万件に増加したということなので、その効果はスゴイ!としか言いようがありません。

 さらに武雄市では、FB良品というインターネット通販のページも創設し、地元の零細農家や商店などの販売支援もしています。これは商工流通課が実務を行っているということですが、コミッションなどはもらわず、決済はクレジット会社に委託、配送はそれぞれのショップが行っているので、市は実質的にはページの提供、ショップの売場の窓口をしているだけなのです。しかし市が窓口に立つことによって消費者からの信用を得ることができるのと、市のページに訪れた人が、たまたま商品に出会い購入するといったことで、商品の売上げが何倍にも延び、販売者からも消費者からも喜ばれているのです。

 それからもうひとつ、武雄市がFacebookを開設したことにより、観光業もその恩恵をあやかっているようで、たけお温泉や隣の市の嬉野(うれしの)温泉まで観光客が増え、売上げが上がったと喜んでいるそうです。このように全国から注目されるような独自のFacebookの活用の仕方を考え実践したことにより、今まで名前すら知られていなかった武雄市のような小さな市においても、目に見えるほどの経済効果が現れる結果になったのです。

 これに対して武雄市長は、「地域所得が上がれば税収が増える。それが全体的な底上げになっている、行政こそがFacebookを取り入れ、もっと有効に活用すべきだ」、と確信を持って述べられており、今後もFacebookの取組みをしっかり押し進めていくということです。

 

 愛知県においても色々な角度から工夫を凝らせば、使いやすくて楽しい独自のページが構築できるはずなので、ぜひ頑張って素晴しいものを作っていただきたいと思います。

 

 最後に付け加えさせていただきますが、Facebook導入において忘れてならないのは、

パソコンの初心者を対象としたパソコン教室を、積極的に普及させることです。

 ちなみに武雄市はこのような無料パソコン教室のことを『ICT寺小屋』と名付け、できるだけ多くの人が受講できる工夫をし、開催しているということで、市民にもありがたがられ、定着してきているそうです。

 愛知県でもシルバー人材やボランティア、

NPO団体などとも連携して、積極的な取組みを

どんどん行っていくことが必要だと思います。

インターネットやフェイスブックの使い方が分からない人たちのニーズにも、窓口が親切に対応するバックアップ体制も構築すべきだと、合わせてご提案いたします。

 そこでお伺いいたします。

 

▶本県においては、冒頭でも触れましたが、『あいちICTアクションプラン2015』でフェイスブックを始めとしたソーシャルメデイアの活用を重点施策に位置づけ、これを推進しておられますが、現在はどのようにフェイスブックを活用されているのか、また、今後はどのようなビジョンの元で、どれくらいのスピード感を持ち、どのように取組んでいかれるのか具体的にお聞かせください。

 

2. 愛知県図書館の果たす役割について

 

 周知の通り、ここ20年くらいの間に日本のみならず、世界中で、携帯電話やインターネット、タブレット端末の普及で、あらゆる情報をいつでもどこでも簡単に入手でき、電子書籍などでも本が読める時代になり、社会全体として本離れの傾向にあります。

 芸術や文化に触れる機会も少なくなってきています。そんな時代だからこそ、行政が、知恵を絞って、新たな試みに骨を折るときなのではないでしょうか。

 まず始めに取組めることとして考えられるのは、誰もが無料で利用できる公共施設である図書館を起爆剤としてうまく活用することです。これにより行政サービス全体の活性化、地域に根ざした文化を新たに作り出していくことが期待できると思います。

 

では、愛知県の図書館の利用のされ方はどうなっているのでしょうか?

 県内の団体職員さんを始め、ビジネスマンやOL、主婦、そして学生など、あらゆる層の方々に聞いてみました。

 40歳以上の殆どの人は、県図書館が栄にあった時代に、勉強をしに何回か行ったことがあったかもしれないが、21年前の平成3年に丸の内に移転してからは一度も利用したことがない、という答えが殆どでした。30才代以下の若い世代は、利用するという以前に、県図書館がどこにあるのか分からない、あるいは、県図書館の存在すら知らなかったという人もたくさんいました。

 予想はしていたものの、愛知県図書館がこれほど、市民県民の生活とは遠いところに存在していたのだということに衝撃を受けました。

 理由として考えられるのは、施設の利便性。まずは『場所』。中区丸の内の一等地に、立派にたたずむ5階建の素晴らしい施設ですが、丸の内駅からは徒歩十数分もかかってしまい、周りに立ち寄る楽しい施設もありません。

 次に『駐車場』。スペースは23台分ありますが、すぐに埋まってしまうので、車で行くと駐車場の心配がまず付いてきます。近くにはコインパーキングもないので、駐車場の空きがなければ、ずっとぐるぐる建物の周りをさまよい走り続けるか、かなり遠くのコインパーキングに停めて、30分以上も歩くといったことしかありません。7百万人余りの県民が日常生活で気軽に利用する施設としては、あまりにも使い勝手が悪いと言わざるを得ません。

 図書館内の原因として考えられるのは、やはり幅広い趣味の雑誌や音楽CD,映画DVDなどの品揃えの少なさと、ゆっくりと楽しめる滞在型の図書館になっていないという点が、人々の足が県図書館に向かない理由になっているのではないかと思われます。

 21年前に栄の愛知芸術文化センターでは手狭になったということから、現在の場所に新しく図書館を建設し、移転したということなのですが、そもそもどうしてこんなに利用しにくい場所に移転したのかという疑問も残ります。しかしそう簡単に場所を移転することはできないと思いますので、現時点ですぐにでもできることと、1年後、3年後、5年後にならできることなどと、目標を決めて、しっかりと行動に移していくことが大切なことだと思います。

 まず、県図書館の利用を拡大するためには、わざわざ遠くからでも、県図書館に行きたい!と思うような魅力ある施設に変えなくてはならないということです。

 図書館は老若男女を問わず、誰もが気軽に立ち寄れる一番敷居の低い公共施設なのですから、『本を貸し出し、静かに読書、勉強』という従来の堅いイメージを払拭し、もっと娯楽性も兼ね備えた楽しい施設に変えていかなければこのまま衰退しかねません。

 残念ながら、現在の県図書館はイベント的なこともやってはいるようですが、イベントの打ち出し方も非常に消極的で、話題になるようなものはなく、ごく一部の本好きな人が参加するものでしかないのが実情です。

あらゆる年齢層の多くの人が、もっと足を運びたくなるような楽しいイベントや展示会をどんどん、頻繁に行っていかなければ、利用者拡大には到底つながらないと思います。

 利用者目線で言うならば、県図書館に行けばいつでも何かやってる!あるいは、ゆっくりと楽しく滞在できる!人との出会いがある、というような雰囲気がない限り、わざわざ本を借りに立ち寄るということはない、というのが現実だと思います。 

 ではここで、私が視察した図書館の中で積極的に利用者が楽しめる施設を目指して頑張っている図書館を、いくつかご紹介したいと思います。

 まずは奈良県立図書情報館。奈良県は人口わずか139万人というサイズなのに、その5倍の7百万人以上の人口を持つ愛知県図書館の利用者数とそう大して変わらないくらい利用者が多いのです

 この奈良県立図書情報館は、平成17年に、これからの時代を見据えた新たな図書館の構想を打ち出し、多くの県民があらゆる情報入手の拠点として利用できるように、という思いを込めて、県立図書情報館という名前で再スタートしました。

 広々としたスタイリッシュな館内は、誰もが自由に使えるインターネットに接続されたコンピュータが80台も設置され、雑誌も数多く取り揃えられており、閲覧スペースも明るく自由な感じで、大勢の人がそれぞれに楽しそうに利用しておりました。

 1階にも軽い食事とドリンク類が楽しめるカフェがあり、ゆっくりと滞在できるようになっていました。

 そして何よりも素晴しいと思ったのは、イベントなどの企画力でした。

 図書館の入り口を入ったすぐのオープンスペースでは、数々のイベントが、日替わりで次々に開催されているということですが、私が図書館に訪れたときには、知的書評合戦、『ビブリオバトル』というイベントが開催されていました。この「ビルリオバトル」というイベントは、参加者が一人ずつ5分間で自分のお奨めの本を紹介して、会場にいる人たちがどの本が一番読みたくなったかを投票し、一番投票数が多かった本、「チャンプ本」を決めるというもので、3年ほど前に京都大学の学生から発祥し、瞬く間に全国に広まり、現在若者を中心に幅広い層で人気があるイベントです。私も参加させていただき、初めて経験いたしましたが、とても楽しかったです。

その他、クラシックコンサートや、落語、ファッションショー、お茶会、浴衣で参加するイベント、奈良女子大のインターンが企画する『ゆるキャラバトル』など、イベントを会議室で行うのではなく、館内の一番目立つ玄関口にあるオープンスペースで行ってしまう、という斬新なアイディアに、私は感動しました。

 

 続いて福岡市総合図書館にも行って参りましたが、ここは最寄駅から歩いて156分かかってしまうにもかかわらず、非常に大勢の市民に利用されており、平成23年度の個人貸出し利用者数は、約436000人で、愛知県の16万9千人の2.5倍以上にも上ります。ちなみに福岡市の人口はわずか149万人余りということを考えると、愛知県は200万人以上の利用者数がなくては、福岡市と肩を並べることはできない、ということです。

 福岡総合図書館は、映画のフィルムの保管数はアジア1ということで、エアコンで管理された大きなフィルム保管室が完備されており、常設のミニシアターでは、フィルムの上映が常に行われているということでした。

 そして、カフェも1階に併設されており、また、自動販売機のあるスペースには、テーブルや椅子が沢山おいてあるので、そこでお弁当やスナックも食べられるようになっていました。 

それからもうひとつ忘れてならないのは、先ほどもFacebookの質問でご紹介した武雄市ですが、この武雄市が今度は、全国初!という画期的な構想を持つ新しい図書館を来年4月にオープンさせるということです。

 新しい構想は、レンタルビデオ店でお馴染みのTSUTAYAを展開する『カルチュア・コンビニエンス・クラブ』を指定管理者として随意契約を結び、図書館の運営管理を委託します。館内ではスターバックスを併設させ、ゆっくりとコーヒーを飲みながら、本の閲覧を楽しむことがでるという、これまでとはまったく違ったスタイルの図書館が生まれることになります。

 年中無休で開館時間も延長し、午前9時から午後9時となり、利用者はTSUTAYAの共通ポイントカード『Tカード』で書籍を借りることができ、TSUTAYAの郵送返却サービスを使って、日本全国どこの都道府県からの観光客もTカードで本を借りることができ、帰りの飛行機の中で借りた本を読んで、家に帰ってからわずか100円の郵送料で返却できるという、画期的なシステムも導入するということです。

 武雄市のような新たな試みは、全国の公共図書館の役割を考え直すという点でも、また行政の公共サービスそのもののあり方を考え直すという点でも、非常に大きな意味を持つものだと私は考えます。

 

 このように、地方の図書館でもそれぞれ、積極的に新たな取組みに挑戦している中、愛知県図書館も今の状態に安住しているのではなく、どうにか知恵を絞ってもっと広く県民が楽しく利用できるような試みをするべきだと私は強く思います。

 

さて、ここで3点お伺いをしたいと思います。

 

 まず1点目▶ 愛知県図書館の果たす役割として、どのような姿を目指し、取組んでおられるのかお聞かせください。

 

 2点目▶ 今後、より多くの多くの来館者に来ていただくために、1階フロアにカフェなどを導入したり、ビブリオバトルのような、若者の間でも全国的に人気の楽しいイベントをもっと積極的に頻繁に行い、情報発信の色々なツールを効果的に使って、どんどん情報発信していくべきだと考えますが、どのようにお考えでしょうか? 

 

 

3点目▶愛知県図書館の利用者の居住地比率をみると、約90%が名古屋市内とその近郊に住んでいるということなので、県図書館で借りた本を名古屋市内、またその近郊のどの図書館でも返却できるようにすれば、返却のためだけに県図書館に行く必要もなくなり、利用者にとっては非常に便利で、画期的なサービスになると思います。

 名古屋市やその周辺市町村の図書館とも連携して、相互返却の仕組みをぜひ導入していただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか?

                               

 これを持ちまして、私の壇上からの質問を終えたいとおもいます。

各部局の前向きなご答弁をきたいしております。

 ご清聴ありがとうございました。

 

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