私たちの日常の暮らしでは気にしたことがあまりないかもしれませんが、もしかしたら一番密接に関係し、重要な役割を果たしてくれているのが、私たちが毎日排出している汚水を処理をしてくれている汚水浄化センター。
私たち人間が生活をしている限り日本中のどの地域からも毎日大量の汚水が発生してます。
今回はこの汚水をきれいな水に変えて海に戻す作業をしている衣浦西部浄化センターを視察して参りました。
こちらの浄化センターの汚水処理の詳細を簡単に記しておきます。 |
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◉処理区域面積(ha)→3,151 (ha) |
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◉接続人口(人)→143,441人 |
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◉処理水量→平均 50,657㎥/日 |
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◉対象市町→ |
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半田市、知多市、阿久比町、東浦町、武豊町
下水を浄化するときに出る泥(下水汚泥)は、そのままでは処分に困るやっかいものですが、うまく処理することにより有用な資源としてリサイクルすることができるそうです。
下水汚泥は、植物の生育に必要な窒素やリン酸などの肥効成分を含んでいるので、肥料や土壌改良材としてリサイクルし、有効に利用することができます。
実際に浄化センター内の汚水処理の過程を見せていただきましたが、最初は臭いも強烈なドロドロの汚泥が何種類かの菌によって1ヶ月くらいの間にきれいに食べられてしまい、だんだん水も透き通ってくるんです。 世の中には私たちの目に見えない菌がいっぱい存在していると思うのですが、このような菌たちにお世話になって私たちは生かされているんです。もちろん、私たちの健康を害する菌もたくさんいるので、それらの菌に対しては抵抗力をつけておかないといけませんね。
こちらの浄化センターは誰でも見学ができるということなので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。 詳しくはこちらのHPで→(衣浦西部浄化センター) yk |
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