学校法人日生学園第二高校見学2012年12月1日(土)

ランチも生徒さんたちと一緒にいただきました。写真には写ってませんが、この他にうどんの鍋がありました。(豪華!)
ランチも生徒さんたちと一緒にいただきました。写真には写ってませんが、この他にうどんの鍋がありました。(豪華!)

 

 

三重県津市白山町八対野に位置する学校法人日生学園第二高校に長男(中2)も連れて見学に行って参りました。

 

日生学園はこの他に三重県伊賀市にある青山キャンパスに日生学園付属中学校・日生学園第一高等学校(中高一貫教育)、兵庫県姫路市にも夢前キャンパスに日生学園第三高等学校があります。

 

伊勢道久居インターから20分ほど車を走らせ、山道をさらに登って行くと、日生学園の看板が出てきます。門を入ってからも広大なキャンパスをさらに車で1キロくらい走らせていると、歩いている生徒さんはどの生徒さんも立ち止まり、「挨拶、会釈」をしてくれました。校内で挨拶をする私立の高校生は過去にも見てきましたが、車に乗っている訪問者に対しても挨拶、会釈することを徹底している高校は初めてでした。

人とのコミュニケーションは「まず、挨拶からと、この学園の事務長がおっしゃっていたこともうなづけます。

 

さて、車を降りるや否や伊勢湾の素晴らしい景色が目の中に飛び込んできました。こんな自然環境の中で勉強、クラブ活動ができることは、この学校ならではのことだと思いました。

 

日生学園は私の高校時代(30年くらい前?(- -;)には「スパルタ教育」の学校というイメージがありましたが、現在ではすっかり教育方針が変わり、今は国公立大学、有名私立大学に進学する生徒もたくさんいて、クラブ活動も盛んです。何年か前に野球部は甲子園にも出たということです。

 

校内の廊下には、生徒たちが自らの手で作り上げるイベントの写真が貼られていました。年6回くらいもあるということでしたが、みんな一生懸命に楽しみながらひとつひとつのイベントを作り上げて行っているそうです。このようなみんなで作る作業の中から生徒同士で協力して何かを成し遂げる大変さや喜びを学べるので素晴らしいと思いました。


寮生活では、先輩が後輩を助けてあげたりする協力体制がきちんと整っているみたいで、彼らは卒業後も生涯無二の友達になるそうです。

 

日生学園の特徴は主に小・中学校時代に不登校だった子どもたちや、海外で過ごし勉強が遅れてしまった子どもたちなどを受け入れ、それぞれの個性を最大限に引き出し、遅れた教科を取り戻せる教育を徹底的に指導するということです。

それぞれの生徒のレベルに合わせた授業や補修授業を展開し、その子の能力を引き出すこと。

人との交流がうまくなかった子どもたちでも、寮生活を通して人と協力、協調して生きることを自然に学べるようにすること。

基礎からの学習指導・寮システムを利用することで、通学制の学校では困難な「社会のリーダー育成」に力を入れ、現在は更なる進学校化を目指し、2011年からは、国立医学部、国立歯学部を目指す学級も開設されたということです。


日生学園のような、小・中学校時代に不登校だったの子どもたちでも、どんな生徒に対しても個性を伸ばすことに重きを置いた教育、また、将来の夢に向かって色々な選択肢をそれぞれの生徒に与えてあげれる教育をめざす学校が、日本にはもっともっと必要なのではないかと強く感じました。

 

費用に関しては、学費と寮費を合わせて月10万円くらいかかってしまうので、少し高く感じますが、食費や洗濯の費用も含まれていますし、塾に通わせたり、余分な経費をかけることを思えば、そう高い金額ではないかもしれません。

三重県では私立高校の助成が適用されて保護者の負担がどれくらい軽減されるのか分かりませんが、子どもを入学、あるいは転入させたいのに費用の面で行かせられないということにはならないようにしなければならないと思いました。

 

今回学校施設や寮の施設を丁寧に説明して一緒に歩いてくれた第二高校2年生の牧田君、そして第一高校の1年生の○○○君どうもありがとうございました。直接生徒さんとたくさんお話ができて良かったです。(^^)/

 

yk

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コメント: 1
  • #1

    Hyo Severino (土曜日, 04 2月 2017 00:49)


    Thanks for finally writing about > %blog_title% < Liked it!