第5回東海大志塾 ゲスト講師:東国原秀夫氏 2012年8月1日(水)

4月13日から始まった東海大志塾も今回で5回目。ゲスト講師は宮崎県を全国の注目の的にした、お笑い芸人元宮崎県知事、東国原英夫氏。

話の出だしからとっても面白かった〜。・・・東国原氏は小学校1年生の時、ナポレオンの有名な言葉で『予の辞書には不可能という文字はない!』という言葉に出会い心を大きく動かされ、ナポレオンみたいになりたい!ナポレオンになるために、まずはフランス人にならなきゃいけないと信じ、『フランス人になりたい!』と真剣に思っていたらしい。ちょうどそんな時、大きくなったら何になりたいか一人ずつ発表する授業参観があって、そのとき『大きくなったらフランス人になりたい!』と正直にみんなの前で発表したところ、教室の後ろに立っているお母さん方からは苦笑とどよめきがわき上がる中、担任の女の先生は、長い髪を逆立てながら真っ赤な顔でゆっくりと東国原少年に近づいてきて、何を言ったかというと、、、ゆっくりした口調で『頑張ったらなれます!』と言ったそうです。無垢な東国原少年はその先生の言葉を素直に受け止め、頑張ればフランス人になれると思った。小学校6年生くらいになると、鏡に映る自分の顔を見て、どうやったってフランス人にはなれない!と気づいた。だから小学校の卒業文集には、大きくなったら『お笑い芸人と政治家になりたい!』と書いたという。その頃から人を喜ばすのが好きだったから、真剣にそう書いたと言っていました。それを実現してしまうのはまたスゴイですね。
そしてさらに、東国原さんは『人生チャレンジの連続!失敗してもチャレンジし続ける精神が大切なんだ!』と強く語っていました。私も人生はチャレンジの連続、何回でもチャレンジし続けることが人生!と信じているので、そういった考え方が東国原さんと共通しているから親近感があるのかな?
さて、大きくなったら何になりたかったのかという話の後は、宮崎県知事時代に議会や県職員たちとの日々の行政から学んだことや、裏話をたくさん聴かせていただきました。
今回の講演の率直な感想は、東国原さんはすごい人だな〜ということ。人を幸せにするのには、やはり『笑い』が必要不可欠なのではないかなと思います。東国原さんは混迷する日本にとって非常に貴重な方だと思いました。

yk